皆さんこんにちは、管理人のゆうです。
このページでは彦根城や玄宮園について紹介しています。
ひこにゃん! ひこにゃん!
というわけで、今日は彦根市にある彦根城へやってきました。
月明かりに浮かぶ彦根城の美しさは、『月明 彦根の古城』として琵琶湖八景にも選ばれています。
彦根城のお堀には約3kmのコースを約45分で回る屋形船もあり、桜の季節には大人気!
4月初旬は『彦根城桜まつり 』が開催されており、圧倒的な美しさで、桜の時期の屋形船は特に人気があります。
彦根城 桜まつりは『彦根城の桜編』で詳しく紹介しています。
彦根城の屋形船は大人1,300円、子ども600円で10時から午後3時まで1時間に1本運航していますよ。
※ 桜まつり期間中は別料金、運行本数も増便
ちなみに彦根城のお堀は、大ヒット映画『るろうに剣心』の撮影ロケ地にもなっています。
映像は『るろうに剣心-京都大火編-』のワンシーン
神木隆之介さんが演じる瀬田宗次郎が、大久保利通が乗っている馬車に飛び乗るシーンですね。
次のひこにゃんのパフォーマンスは1時半からか・・。
パフォーマンスは毎日やってるんですか?
そやね、ひこにゃんは彦根城に住んでるからね。
特別に住民登録もあるから、彦根城のひこにゃん宛で郵便や荷物も届くで。
いつも年賀状やバレンタインデーには、凄い数が届いてますもんね・・。
ゆるキャラグランプリ初代No1!
あのひこにゃんに会える!
今回のひこにゃんのパフォーマンスは、メインのチケット売り場の隣にある彦根城博物館の広場で行われます。
※ この場所は無料なので、ひこにゃんのパフォーマンスをみるだけでも大丈夫です。
もうすぐ登場するみたいですよ。
そんなに興味・・。
あ!
ひこにゃんや!!
えっ・・。
ひこにゃん!ひこにゃん!
あの、顔が・・・。
さすが全国のゆるキャラブームを巻き起こした、元祖ゆるキャラ!
可愛いすぎやろ!!
さっきまでとゆってることが全然違いますが・・。
この3頭身の見た目の可愛さと、ゆる~い動きでお客さんのハートをガッチリつかみます。
パフォーマンスに音楽とかないの?
うん、ないね。
ひこにゃんは喋ったりしないの?
うん、しないね。
・・・。
ひこにゃんは色んなお客さんのカメラに写るように、角度を変えてパフォーマンスをしてくれます。
頭に被ってるのは何?
ツノが凄いんですけど・・。
あれは彦根藩主、井伊家伝来の兜で『井伊の赤備え』っていうんやで。
彦根駅前のロータリーにある、初代彦根藩主、井伊直政公の兜と同じやね。
ちゃっかり城主と同じ兜をかぶってるんや・・。
本当にゆる~いパフォーマンスですね。
ゆるい動きの中にも、ふいに見せるキレのある動きが可愛いね~!
・・・。
少し動いた後に、ブラシで身だしなみを整えてもらうひこにゃん。
ひこにゃんが誕生してから、もう随分経ちますよね?
『国宝・彦根城築城400年祭』のイメージキャラクターとして誕生して、名前が決まった2006年4月13日が誕生日になってるから、今年(2016年)で10周年やね。
ひこにゃんは『招き猫伝説』をもとに想起されたそうで、第2代彦根藩主の井伊直孝が木の下で雨宿りをしていたところ、白い猫が手間猫をするので近づいた直後、木に雷が落ちて命拾いした・・という伝説の猫です。
性別はあるんですかね?
ひこにゃんの性別は、見た人に映ったまま・・ということになってます。
ハートのぬいぐるみ・・?
いや、カニやね。
・・・。
ひこにゃんのパフォーマンスは彦根城博物館の他にも、天守ひろばで行われていて・・。
どこでパフォーマンスしてても、動きがゆるいですね・・。
これ、何分続くんですかね?
30分やで。
さ、そろそろ行きましょうか。
あ、まだひこにゃんのパフォーマンスが・・。
・・・。
チケットを買って彦根城内へ
続いてチケット売り場でチケットを買って入城します。
いくらですか?
玄宮園とのセットで大人600円、小・中学生200円やで。
大名庭園の玄宮園が見れるのもいいですね~。
天守まで石段を登っていきます。
なんでこんなところに橋が・・?
敵が攻めてきた時にこの橋を壊したら、敵はどうやって中に入る?
石垣をよじ登る・・?
その間に上から攻撃されるで。
なるほど~!
ちなみに彦根城は一度も敵に攻められていないお城でもあります。
綺麗にバランスが取れた建物ですね~!
これは櫓(やぐら)やね。
左右に均整なバランスが取れているので『天秤櫓』と言われてる重要文化財です。
やっぱり日本のお城には、袴が似合いますね~!
彦根城の近くには袴の1日レンタルもあるで。
記念写真も映えるし、いいですね~!
でもお高いんでしょう?
凄くリーズナブルな価格ですね。
この鐘は・・?
この鐘は時報鐘(じほうしょう)で、朝の6時から夕方の6時まで、3時間ごとに鳴ってるで。
日本の音風景百選にも選ばれてるんですね~!
また櫓や!
この櫓は『太鼓櫓』といいます。
なんで太鼓櫓なん?
太鼓を鳴らするの!?
イッェース!
ここなら城内が良く見えるから、状況を見て太鼓の音で色んな合図を送れるよね?
なるほど~!
天守前広場に到着
天守や!
これって本物なん!?
本物で国宝です。
現存する天守を備えるお城は日本で12城あるけど、国宝の天守を備えるお城は5つしかなくて、『国宝五城』といわれてるで。
へ~!
他にどのお城が国宝五城なんですか?
兵庫県の姫路城、長野県の松本城、愛知県の犬山城、島根県の松江城やね。
さすが『天下の名城』といわれるだけあって、均整のとれた白亜三層の凄く綺麗な天守ですね。
小さいながらも、威風堂々って感じやね。
いつ頃建てられたん?
今から400年以上も前で、江戸時代の初めやね。
日本でもTop5に入る、歴史ある古城です。
天守前には大きな桜の木があり、春には天守と桜の組み合わせが凄く綺麗です。
天守の中って入れるん!?
入れるで。
行ってみよか。
天守の入口からは、びわ湖の景色も綺麗です。
国宝の天守内部を見学
この人は・・・?
第15代彦根藩主で、江戸幕府の大老でもあった井伊直弼やね。
日米修好通商条約に調印したって社会で習ったやろ?
あ~、はいはい。あれね!
・・・。
めちゃめちゃ急な階段ですね・・。
この写真ではどれくらい急なのか伝わりにくいのですが、下の写真を見てみると・・。
どれくらい急な階段というのがお分かり頂けますでしょうか。
これが天守の最上階か~!
各階ごとに高度な建築工法で積み上げられた三重三階の天守を登ると、そこには琵琶湖の雄大な景色が広がっています。
びわ湖の景色が綺麗ですね~!
あそこに浮かんでる、小さな島は何?
ひょうたん島!?
あの島は沖島やね。
学校や郵便局もあって、300人くらい住んではるで。
天守を出たら、順路に従って玄宮園に向かいます。
天守も綺麗でしたけど、お城の石垣も凄く綺麗ですね~!
本当に綺麗やね~。
江戸時代を彷彿させるね。
国指定の名勝、大名庭園の玄宮園へ
この立派な数寄屋造りの建物は?
そっちは『楽々園』やね。
もともと槻御殿(けやきごてん)と呼ばれていた彦根藩の下屋敷です。
なんという美しさですか~!
国の名勝指定に相応しい美しさやね。
庭園の背景に彦根城がピッタリ合ってますね。
これは『借景』という造園の技法で、天守を庭園の一部として取り入れて造ってるんやで。
見る人を一瞬で惹きつける見事な美しさやね。
玄宮園では池を琵琶湖に見立て、近江八景を模して造られたとされています。
本当に素敵な庭園ですね。
いつ頃出来たんですか?
300年以上前、彦根藩4代目藩主の井伊直興により造られました。
江戸時代の贅を尽くした素晴らしい大名庭園やね。
玄宮園は橋や樹木、岩などを用いて、近江八景を再現しています。
庭園の広さも小さすぎず、大きすぎずで絶妙ですね。
庭園の中にある橋も優雅で素敵です。
かつての客殿で抹茶と銘菓を頂きます
ゆうさん、あそこの建物に人がいますよ。
玄宮園の中にある、趣のある建物・・ここを鳳翔台といいます。
鳳翔台はかつて、彦根藩の客人を藩主がもてなした客殿で、今でもこのように美しい建物です。
お抹茶と彦根で創業200年以上の老舗『いと重菓舗』を代表する銘菓『埋もれ木』が500円で頂けます。
この風景を見ながら、お抹茶と銘菓を頂けるとは・・。
お抹茶からいただきまーす。
こ、これはっ・・!
どうですか?
美味しいわ~。
まさに大名気分やね!
続いて銘菓『埋もれ木』を・・。
ゆうさん、羽二重餅的な和菓子好きですよね。
埋もれ木は初めて食べたけど、凄く上品な甘さで美味しいね~!
羽二重餅のように柔らかい生地と白餡が絶妙で、抹茶の香りが口の中で溶けていきます。
『いと重菓舗』は彦根城から歩いてすぐの夢京橋キャッスルロードにも店舗がありますので、気に入った方はお土産に買って帰れますよ。
夢京橋キャッスルロードには、本当に美味しいランチのお店がいくつもあります。
詳しくは『夢京橋キャッスルロードのランチ編』をご覧ください。
玄宮園に行ったら鳳翔台は絶対におすすめですね。
こんなところで泊まれたらいいですよね~!
玄宮園の中には日帰りの会席や宿泊もできる『割烹旅館 八景亭』もあるで!
ホントに泊まれるんですね(^^;
一生に一度は泊まってみたいですね~!
秋の紅葉シーズンは必見
秋になると玄宮園は紅葉の名所として、特に多くのお客さんで賑わいます。
モミジの数はそれほど多くはありませんが、名勝の大名庭園で見る紅葉は、また一味違った美しさがあります。
桜もいいですが、紅葉の季節も同じくらい美しいですね~!
紅葉シーズンは夜のライトアップも!
紅葉シーズンは、玄宮園では夜のライトアップもされています。
これは・・・かなり凄いんじゃないですか?
水面に映るライトアップが幻想的で、素晴らしい美しさやね。
個人的には、玄宮園の紅葉は夜が一番綺麗に見えます。
写真左の『割烹旅館 八景亭』で食事されてますね。
こんな美しいライトアップを見ながらの食事は、きっと最高ですね。
彦根城もライトアップされていて、玄宮園からよく見えますよ!
紅葉シーズンのライトアップは滋賀の多くの場所で実施されていますが、そのでも玄宮園のライトアップは間違いなくトップクラスです。
ぜひ一度見に行ってくださいね。
彦根城のアクセスや駐車場については『彦根城や玄宮園のアクセス編』をご覧ください。
彦根城の営業時間や料金についてはこちらをご覧ください。